ブックタイトルkodawari_tsushin_135
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9KODAWARIhttp://www.shibataya.co.jp/日本酒試飲会レビュー~ひやおろし試飲会~8月25日の日本酒試飲会は、年に一度しか味わえない旬のお酒「ひやおろし」の試飲会でした。ひやおろしとは、冬に作ったお酒を春に搾り、1回火入れをし、安定して熟成できる状態にしたものを、貯蔵してひと夏熟成させ秋の頃にそのまま出荷するお酒のことです。そんな秋のごちそう酒「ひやおろし」ですが、早く熟成して飲み頃になるものもあれば、ゆっくり熟成する大器晩成タイプもあり、同じお酒でも月を追うごとに味わいが深まっていきます。そんなひやおろしの中でも「今、美味しい!」と人気を集めた商品をご紹介します。(季節限定商品の為すでに売り切れもございます。ご了承ください。)毎月開催!業界の最新トレンドが満載です!セミナーレビュー~ひやおろし~今回は福岡県の株式会社杜の蔵営業兼蔵子でおられる名倉禎吾様をお招きし秋に旬を迎えるお酒「ひやおろし」についてじっくりとお話しいただきました。また、試飲には森の蔵様のひやおろし「独楽蔵ひやおろし二年目の秋」を温度違いで試飲をしました。日本酒に関する疑問や造りの違いなど、解りやすく丁寧に解説して下さる名倉様のセミナーは、参加者の方からたくさんの質問が飛び交い活気のある会になりました。●ひやおろしに定義はない?ひやおろしと一言で言っても多種多様な味わいが存在する。出荷のタイミングも以前より前倒しにする蔵も増えている、秋あがりとよばれるお酒とひやおろしとの違いを明確にする厳密な定義はない、といった曖昧さがあるのが現状。飲む側にも多少の知識がないと混乱するのではないかという問題点もある。●ひやおろしは生酒?生詰?いっさいの火入れを行わないお酒で、「本生(ほんなま)」「生々(なまなま)」とも呼ばれる。→「生酒」貯蔵前に一度だけ火入れをする。いったん火入れをして貯蔵したお酒を、瓶詰め前の火入れを行わず生のまま詰める。→「生詰め」ひやおろしはこれに該当する。「しぼりたて」や「新酒」といった言葉に比べると、「ひやおろし」に馴染みのないお客様もいるかもしれません。しかし味に丸みを帯び、旨味がのって飲み頃を迎えている今この時期にこそ、ひやおろしをしっかりお勧めすることが大切だと名倉様は仰います。日本には四季が存在し、その時々に旬の食材あるように、日本酒にも旬があります。味覚の秋、旬の食材と日本酒を併せてご提案してみてはいかがでしょうか。七賢ひやおろし純米1800ml〈山梨県〉シバの日価格2400円【94756】◆山梨の若手蔵元が造りだす人気上昇中の銘酒!山梨県産米を100%で醸した純米酒。熟成期間を低温でゆっくりと熟成させることで、雑味を出さずに円熟した米の旨みが引き出されています。米の旨みをじっくりと味わえる芳醇な味わいのやや辛口です。龍力純米吟醸ひやおろし山田錦1800ml〈兵庫県〉シバの日価格3200円【21890】◆兵庫県・特A地区の山田錦で醸した旨みたっぷりのひやおろし!落ち着いた中にも山田錦の特徴である華やかさがあり、口に含むと上質なお米の甘さを感じられるまろやかな口当たりです。飲み方は冷や~お燗まで美味しくいただけます。様々な秋の料理と共にお楽しみください!富久長純米吟醸秋桜(コスモス)1800ml〈広島県〉シバの日価格2700円◆女性杜氏、今田美穂さんが醸す銘酒『富久長』の秋の限定品、秋桜!富久長の特徴である果実香はやや抑え目に辛口に仕上げた吟醸ひやおろしです。食欲の秋に『食中酒』として楽しんで頂きたいという蔵元の意図が伝わる一本です。白身の魚や甲殻類との相性は抜群です!秋とんぼ山廃雄町1800ml〈神奈川県〉シバの日価格3500円【94941】◆リッチな柔らかさと突き抜ける辛口!山廃の持つ複雑な旨み、そして、甘くないドライな感じがいづみ橋らしい!そんな味わいです。食欲の秋にお料理の旨さを引き立てます。秋口は「冷で」、そして冬が近づくにつれ「燗酒で」と季節感に合わせて飲み方をご提案することをオススメします。秋とんぼ山廃山田錦1800ml〈神奈川県〉シバの日価格3000円【90558】◆神奈川県海老名の銘蔵「泉橋酒造」の季節限定酒です!山田錦の濃厚な米の旨みを残していながらキレがある、米の旨みがシッカリと楽しめるお酒です。料理との相性が素晴らしく食欲の秋に、実りの秋に相応しい秋とんぼのお酒です。ぬるめに燗をして頂くと一層美味しさが増します。日本酒には、季節によってそれぞれの楽しみ方がありますが、その中でもひやおろしは、秋の美味しい食材を引き立たせる日本酒と言えるのではないでしょうか。お客様にも料理との相性とともにご提案することをオススメします。