ブックタイトルkodawari_tsushin_136
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8KIZUNAプロジェクト2014ワイン鳥居平という奇跡的に恵まれた土地の個性、そこから生まれる素晴らしい日本ワインの可能性、ブドウの収穫の大変さ、全て身をもって体験することができました。その想いがつまった新酒が11月5日にはお手元に届く予定です。キュヴェ絆にはこんな想いがつまっていることを伝えていただき、常連様と更なる絆を深めていただければと思います。その後工場見学、地下セラー見学を経て甲州ブドウの収穫へと畑に移りました。籠を下げ中腰での作業は想像以上に重労働で、これらを普段から行っている農家さんに頭が下がる思いでした。今回は約2時間の収穫作業で前回より倍近い量の収穫をお手伝いすることができ、農家さんにも喜んでいただけました。そしてお待ちかねのランチタイムです。赤、白合わせて10種類のワインを、解説を聞きながらテイスティング、その後お食事と合わせてマリアージュを楽しみました。どのテーブルからも会話が弾み楽しそうな雰囲気が伝わってきて、お客様同士の絆の広がりが感じられる素晴らしい時間となりました。今年で4回目となるキュヴェ絆ワイナリーツアーが9月24日に行われました。バス2台に分かれて山梨県勝沼にあるシャトー勝沼さんに向けて出発、台風が近づく中、心配だった天気も何とか持ちこたえてくれました。到着後まずはセミナーを受け、シャトー勝沼さんの歴史、鳥居平という土地の特徴、日本ワインの可能性など学びました。鳥居平という区画がブドウ栽培にとって重要な気候や地質、自然条件が奇跡的に揃っていて、それがブルゴーニュにも比される名醸地といわれる所以であること。ワインはその土地らしさが表れていることが大切で、「日本らしさ」が表現できれば、フランスの名醸地とも並ぶ可能性を秘めていること。甲州など日本の土着品種を使った日本らしいワインとは、「繊細」「洗練」「粋」といった派手さを主張しない調和を尊ぶスタイルだということ。聞けば聞くほど日本のワインは魅力にあふれたものだと感じました。