ブックタイトルkodawari_tsushin_147
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1業界ニュース~ご繁盛のヒント~業界のあらゆるニュースから、ご繁盛のヒントをお届けいたします。詳細記事もご用意しておりますので、ご入用の方は担当営業までご連絡ください。柴健宏今月のひとりごと毎度ありがとうございます。去る9月6日に、柴田屋酒店創業80周年記念式典を行いました。祖父である柴五郎が創業して今年で80年。彼の想い、考え方や価値観など、脈々と続いてきたバトン。今託されたバトンを、次世代のランナーに、よりピカピカに輝いて渡せるよう、これからも全社員一丸となり、お客様と共に成長・発展して行けるよう精進してまいります。会社を永く存続させていくには、やはり「成長」を続けていくことが大切です。長く経営を続けていらっしゃるお客様には、必ずその「理由」があります。よく言われるご繁盛の理由を考えてみると、〝お料理がおいしい〟〝かっこいい内装〟〝リーズナブルな価格設定〟〝気持ちのいい接客〟〝行き届いた清掃(清潔感)〟などが挙げられると思います。これを続けていけば、当然ご繁盛し、永続的に成長を続けていけるということになるのでしょう。しかし、「続ける」というのは簡単ではありませんよね。なぜなら、それを感じてお店に来てくれる人=お客様のニーズがどんどん変化していくからです。「おいしい」「かっこいい」「リーズナブル」「気持ちがいい」などは、人それぞれの感じ方があるものです。そのニーズの変化を先取りするというのは、なかなか難しいことです。4年前の東日本大震災の後、お客様の中で売り上げの回復が早いお店とそうではないお店がありました。業態や立地、平均客単価の違いなどで一概には言えませんが、よくよく聞いてみると、お店の常連客比率が高いと、早く回復されていたように思います。あるお店では、「大丈夫だった?」と言って、震災当日の夜、お店やスタッフを心配して駆けつけてくれた常連さんがいたそうです。あの大変な最中にです。安定して永続的に成長するためには、こういうサポーターとなってくれる常連のお客様が大切なのではと思います。またこういう応援してくれる方との対話の中に、もしかするとニーズの変化の先のヒントがあるのではないでしょうか?柴田屋酒店は皆様のパートナーとして、常連のお客様を飽きさせないドリンクメニューを一緒に作って行けるよう、流行や季節感を重視した商品提案をし、メニューも作成いたします。担当営業まで、お気軽にご相談ください。今後とも宜しくお願いいたします。《少量多種のニーズ高まる》◆価格よりも質デフレ時代は「価格の安さ」がそのお店を選ぶ理由になっていたが、近年その動向は「価格」よりも「品質」志向に変化しつつある。これは飲食業界においても当てはまるようで、お酒についていえば、量ではなく、質や種類を重視するお客様が増えているということに表れている。◆少しずつ・色々こういったニーズの高まりに応えることで注目を集めているお店が増えてきた。例えば日本酒は一合(180ml)売りが基本だが、あるお店では銘柄に関係なく半合(90ml)を均一価格で提供することで、様々な種類を試すことができると人気を呼んでいる。また半合売りにすることで、「もう少しだけ飲みたい」と感じているお客様からの注文を取ることができ、杯数アップに繋がっている。価格に関しても、例え通常量1杯分より半量を2杯頼んだ方が割高になったとしても、多彩な飲み比べができることに魅力を感じているようだ。お店にとっても、種類を増やすほどに原価率を下げやすいというメリットがあるので、新しい提供方法のひとつとして取り入れてみる価値があると言えるのではないか。【例:日本酒の場合】一合(180ml)600円で提供・一日10杯出ている物を、半合(90ml)350円で提供・一日25杯出れば、2750円売り上げアップに繋がる。柴田屋酒店では、グラスや酒器などのご注文手配や、メニュー構成のご相談・メニュー表作成を承っております。気になるお客様は、ぜひ担当営業までお気軽にお問い合わせください!