ブックタイトルkodawari_tsushin_147

概要

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7毎月開催！業界の最新トレンドが満載です！去る８月２６日は、初秋に旬を迎えるこの時期ならではのお酒「ひやおろし試飲会」でした。冬に搾ったお酒がひと夏越えることで熟成され、円熟の味わいになり、秋の味覚とも相性抜群のひやおろしは、“もう一杯”を誘う日本酒として、今の時期是非取り入れていただきたいアイテムです。今回は旨味たっぷりの６商品をご紹介いたします。日本酒試飲会レビュー～ひやおろし試飲会～セミナーレビュー～山田錦セミナー～今回は、銘酒「龍力」を醸す本田商店の専務・本田龍祐氏を講師にお招きし、最高級といわれる酒米“山田錦”についてお話いただきました。楯野川純米大吟醸源流冷卸１８００ｍｌシバの日価格３１００円【27020】清らかな味わいとキレの良さ！ゆっくりと冷蔵熟成させたことにより、まろやかな風味と奥ゆきのある味わいを醸し出しています。秋刀魚や松茸など、「旨味」のある食材との相性が抜群です。徐々に温度を上げながらお飲みいただくと、旨味の広がりが堪能できます。金寳穏（おだやか）ひやおろし１８００ｍｌシバの日価格３２００円【27079】心地よい甘味と酸味！蔵元が、より一層ナチュラルさを追求した結果辿り着いた、醸造用乳酸無添加の自然派白麹酒母１００％で醸した新酒を、蔵の中で一夏熟成させ、そのまま生で瓶詰めしました。完熟した南国フルーツの様な、心地よい甘みと酸味のバランスが絶品です。秋とんぼ山廃純米山田錦１８００ｍｌシバの日価格３０００円【90558】しっかりとした濃厚な味わい！しっかりとした酸がさわやかな旨辛口。濃厚なお米の旨みをたっぷりと残しつつキレがあり、ぬるめに燗にすると、より味わいを増します。播州一献純米吟醸無濾過原酒ひやおろし１８００ｍｌシバの日価格２９００円【27080】キメ細かな酸とコクのある旨味！地元米の兵庫北錦を１００％使用し、４月に上槽したものを、土壁の貯蔵庫にて熟成させました。独特の酸とコクのある飲み口が特徴です。龍力純米吟醸ひやおろし１８００ｍｌシバの日価格３２００円【2038】兵庫県特Ａ地区産山田錦使用！山田錦の旨みを最大限に引き出しながら、熟成による味わいの一体感があります。程よくフルーティな香りと円みのある米の旨み、適度な酸があり後味を引き締めています。栄光富士純米吟醸無濾過生原酒秋酒１８００ｍｌシバの日価格３２００円【2038】飲みごたえのある原酒らしい酒質！山形県産米「出羽の里」を使用。心地よい吟醸香。綺麗な旨味、バランスの良い口当たりの秋酒です◆最高の酒米を生む兵庫県特Ａ地区の由来と特徴昔は「村米制度」という村ごとの契約があり、中でも基準より高い水準の米を生産する地域を特Ａ地区とした。この地域には必ずスメクタイトという粘土鉱物が存在する。《■山間の山岳部■８月下旬から９月上旬にかけて昼夜の気温差１５度以上■頁岩（けつがん）または凝灰岩が風化した粘土質》これらの条件を充たすのが特Ａ地区。◆山田錦の地域性～様々な地域の米を使っている本田商店だからわかること～特Ａ地区は大きく分けて社（やしろ）町・東条町・吉川（よかわ）町の３地区。各地域で生産された山田錦は、日本酒の味にそれぞれ特徴が現れる。・ソフトな味わい→社町・バランスが良い味わい→東条町・フルーティで華やかな味わい→吉川町※香りの要因のひとつ「酸」の出方による違い◆山田錦の特長・米粒が大きく磨きやすい：千粒で約２８ｇあり、これは同量のコシヒカリの１．５倍にあたる。・吸水・消化性が良い：米粒の中心部に麹菌糸がよく繁殖し、高品質な麹ができる。◆山田錦から造られた日本酒の特長・日本酒の原料となる酒米は、一般的に食用とされているお米とは異なり、甘さ・辛さ両方を持ち合わせている。その最たるものが「山田錦」。山田錦から造られた酒は、コクがありながらもすっきりとした味わいになる。・米それぞれに最適精米歩合というものがある。山田錦の場合は３５％（＝磨いて味が出る米といえる）、同じく酒造好適米の五百万石は５０％。来年、誕生から８０周年を迎える山田錦。長く売れ続けているお米の魅力がわかったセミナーでした！