ブックタイトルkodawari_tsushin_148
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ご繁盛にコミット!飲食店繁盛の小ネタ今月から不定期ではありますが、このコラムを担当させていただきます経営企画室のKと申します。柴田屋酒店は、「飲食業界の発展に貢献する」を経営理念に掲げているように、「お酒」をキーワードに様々な角度から飲食店のご繁盛に貢献しようと取り組んでいます。その中の一つが、「TastingBar柴田屋酒店」の運営。実際にお店を構え「飲食店を経営する側」に立ち、身を持って飲食店の苦労を体験してはじめて、お客様へフィードバックができると考えております。実際に現場で起きた数々の出来事の中から「これは効果があった!」と自信を持ってオススメできる販促手法を中心にお伝えし、少しでもお客様のご繁盛に貢献できればと思います。さて、第一回目の小ネタは、題して「顧客データベースは宝の山」。「売上=客数×客単価×来店頻度」という方程式は有名ですが、今回は「来店頻度」についてお話しします。飲食店の集客で、意外と見落とされているのがこの「来店頻度」。グルメサイトへの掲載などで、新規客対策はしっかりとされているお店は多いと思います。しかし、「一度来ていただいたお客様にもう一度来店していただけるのって、難しいなぁ」と感じていませんか?ある調査によりますと、再来店しない理由の40%が「なんとなく」という結果だそうです。つまり、「お店に行ったことをあまり覚えていない」ということでしょうね。よくよく考えてみれば、うなずけます。これだけ多くの飲食店があれば、「ものすごく良かった!」という印象を持たない限り、忘れてしまいますよね。でも、強烈な印象を残すほどの「何か」を与えるって、かなりのハードルです。「接客」「料理の味」「雰囲気」等々を「感動レベル」まで引き上げなければ、印象に残らないでしょう。でも、ここまでの水準に達するまでには、相当な時間と労力が掛かりますよね。そこで、簡単にできる「思い出し販促」のオススメ。「そういえば、この間行ったな~」と思い出してもらえるだけで、この「なんとなく行かない」お客様の何人かは振り向いてくれます(よほどひどい体験をしない限り!)。当社のTastingBarでも、一度ご来店いただいたお客様200名にメールを送信したところ、20名以上の方に来店いただいたという結果を残しています。このメールを送るのに要したコストは、「メアドリスト(顧客データベース)」の作成と、メールの文面を考えるのに掛かった人件費のみ。3時間もあれば充分です。売上は、仮に客単価が3,000円のお店であれば、20名×3000円=60,000円。原価率30%であれば、粗利で42,000円稼げます。人件費が5,000円としても、37,000円は手元に残りますね!いかがでしょう。「顧客データベース」にはお宝が眠ってますよね!「でも、メルマガの登録もなかなかしてくれないし、Facebookへの『いいね!』も、実際に来店に繋がっているのか分からないし。。。」そんな声が聞こえてきましたね!そこで、次回は「一ヶ月間で50件の顧客情報を集めた手法」をご紹介します。This is SHIBATAYA柴田屋では、本社にご来社いただいたお客様を全員でお迎えしています。このようなスタイルになったのにはきっかけがありました。以前、弊社のお取引先である古田土公認会計士事務所様にお伺いした際に、スタッフの皆さん全員で迎えてくださいました。この出来事に非常に感動し、早速弊社でも取り入れることにしました。ご足労いただくお客様に、少しでも感謝の気持ちをお届けできるよう、今後も続けて参ります。いらっしゃいませ!13一番初めにお客様をお迎えするウェルカムボード。温かい飲み物・冷たい飲み物両方ご用意しております!