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概要

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1業界ニュース~ご繁盛のヒント~業界のあらゆるニュースから、ご繁盛のヒントをお届けいたします。詳細記事もご用意しておりますので、ご入用の方は担当営業までご連絡ください。専務取締役柴健宏今月のひとりごと《「ちょい飲み」に対抗するには?》◆「ちょい飲み」がなぜ受けているのか丼ものやハンバーガー、ファミレスなど、食事中心の外食店が居酒屋業態へ参入するケースが都市部で広がっており、仕事帰りのサラリーマン達から、圧倒的な支持を得ている。人気の理由として、お通しなしでお酒と軽いつまみでほろ酔いになれて1,000円台で済むことや、少ない小遣いでも気軽に利用できる点、駅前や会社帰りに立ち寄りやすいといった立地条件などがあげられる。毎度ありがとうございます。早いもので、今年も残すところあと1か月となりました。年初に掲げた目標へ、実績の進捗は順調に進んでいますでしょうか柴?田屋酒店では、成果を出すために気を付けていることがいくつかあります。その中でも、特に私が大事だと思っていることは「スピード」です。行動、動作のスピードという意味もありますが、判断やスタートの時間を早くする、ということの方が大切だと思っています。仕事において成果を出そうとしたとき、たっぷり余りある時間があったことって無いように思います。大抵は、限られた時間の中で成果を求められます。成果を出すために重要なことは、数(量)×質(内容)だと思います。数を上げるためにはどうするか?やり始める前の時間を短くすることです。ビジネスの世界には「大きいものが小さいものに勝つのではなく、早い(速い)ものが遅いものに勝つ」という言葉があります。スポーツの世界では、ルールがあるので同時にスタートしなければなりませんが、ビジネスの世界にそんなことはありません。先日、お客様からこんな話を聞きました。学生時代に飲食のアルバイトをしていて、アルバイトとしてはそれなりに成果を出していたそうです。ただそこの先輩社員は、社員にとっても中々難しいレベルの、高い意識と成果を求め、厳しく指導をしたそうです。負けん気の強いその方は、歯を食いしばり仕事を覚え、その後独立をされて、今では4店舗の繁盛店を経営されるオーナーになりました。あのアルバイト時代の、人よりも早い時期にスイッチが入った経験から今の自分がある、とおっしゃっていました。柴田屋酒店では、よく会話に「走りながら考える」という言葉が出てきます。考えたり決断するのも、走りながらするということです。柴田屋らしいなーと思います。さあ2015年、泣いても笑っても残すところ一ヶ月です。悔いの残らないように突っ走り、最後までやり切りましょう!ここでしか味わえない料理やお酒、空間・サービスといった「付加価値」を磨き、強みにすることが、今後生き残っていくうえで必要になってくるといえるのではないでしょうか。柴田屋酒店では、シバの日や資格取得のサポートといった点でご繁盛を応援していきますので、最大限にご活用いただければと思います。◆安さで対抗しても意味なし?「ちょい飲み」に力を入れているのは、大手チェーンが多く、効率的な仕入れができるため価格を抑えることができる。そういった状況に、個人店が対抗して価格で挑んでも、安売り競争に負けてしまう。また、多少高くても、消費者は自分が良いと判断すればお金を使うので、安さだけが集客に繋がるとは一概には言えない。◆大事なのは「付加価値」自店の客単価分の価値を十分に伝えられているか、見直し研究することが大切。業績を伸ばしている個人店が、どういった接客やサービスを提供しているのか、視察して回るのも一つの手。そこから自店に活かせるヒントを得て反映させることができる。また、「常連客の来店頻度」や「お客の男女比・年齢構成」といった、来客に関する変化も常に気を配るべきポイントだ。この点に変化があった場合、店を取り巻く環境が変わった証拠といえる。そうなる前に、お客様に飽きられていないか、メニューや接客を定期的に見直すことが重要となってくる。【出展:日経レストラン「マサが行く!」/?NOTE】