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12No.142アメリカ・カリフォルニアワイナリー研修3月9日から14日まで、アメリカ・カリフォルニアへワイナリー研修に行ってまいりました。「オーパス・ワン」「デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ」「アイアンストーン・ヴィンヤーズ」と3つのワイナリーを巡ってまいりました。オーパスワン:ムートンロートシルトとロバート・モンダヴィが1978年に設立。その後、1991年に醸造施設が完成。オーパスワンの想いは「一切妥協しないカベルネ・ソーヴィニヨンを作る!」ご存知オーパス・ワン。オーパスワンのシンボルはロートシルトが東、モンダヴィが西を向いているものなのだそう。全てが手摘みで、午前3時から午前9時の間に収穫。夜中から朝の間に収穫を行う事で、葡萄の味の変化を防いでいます。ファーストVTの1979年は2,000ケースしか作れなかったが、今では醸造設備、畑の拡大をして20,000?25,000ケースを作っています。ナパは太平洋が近く、朝は非常に濃い霧に覆われます。その為、昼と夜寒暖差は最大25度になることも!デリカート:アメリカNO1ジンファンデルブランド「ナーリーヘッド」を擁するワイナリー。サステーナブル農法に取り組んでいる。名前の由来は「ナーリー」(=サーファー用語でイケてる)「ヘッド」(=古木)1909年に植えられたジンファンデル。暖かくなってきて、花が咲き始めていました。前日までは咲いていなかったので、非常に貴重な体験でした。ナーリーヘッドの畑に植えてある樹齢116年のジンファンデルの古木。今回の研修で伺ったナパ、ソノマ、モントレーはカリフォルニア優良三角地域と呼ばれており、優れたワインと沢山出会うことができました。ワインのカテゴリーの中では、カリフォルニアの歴史は非常に浅いですが、広大な大地に素晴らしい土壌、寒暖差がワイン作りに大きな影響を与える事を肌で感じました。パワフルさと複雑性を兼ね備えたカリフォルニアのワインを、これからも注目していきたいと思います。最後に、この機会を与えてくださったモトックスさんへの感謝の気持ちを忘れずに、今後たくさんの方々へ今回訪れた地のワインの良さ・こだわりを伝えていきたいと思います。ありがとうございました。営業推進1部萩原航アイアンストーン:歴史的なゴールドラッシュの町・マーフィーで自然環境に優しいサステーナブル農法を実践。アイアンストーンの名前の由来は、ワイナリーを作る際、山が多かったのでダイナマイトで壊して土地を広げていったのだが、その地域の岩がとても硬かった事からこの名が付いた。洞窟があり、そこがワインセラーになっていて、樽が2,000個保管されていました。アメリカでの生産量第7位なのだそう。