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概要

sekai

9no1434月20日~26日まで、フランス・イタリアワイナリー研修に行ってまいりました。フランスはシャンパーニュ地方『アンリオ』、ブルゴーニュ地方シャブリ地区の『ウイリアムフェーブル』、ボーヌ地区の『ブシャールペールエフィス』、イタリアはピエモンテ州アルバの『チェレット』、トスカーナ州の『モンテヴェルティーネ』&『マッツェイ』に伺ったレポートをご報告します。アンリオ創業家アンリオ家が200年余にわたり今もなお、家族経営を行なう老舗のシャンパン・メゾン。生産量は年間約100万本と小規模ながら、その品質は世界的に極めて高く評価されています。19世紀にはオランダ王国、オーストリア・ハンガリー帝国から、御用達シャンパーニュとして指名されたという輝かしい歴史を持ちます。ウイリアムフェーブル1850年設立。1950年に、現在の社名となっているウイリアム・フェーブル氏が相続し、積極的に畑を買い増し拡張します。うちグランクリュが15.2ha、プルミエクリュが約12haを占め、最大のグランクリュ所有ドメーヌとなりました。フェーブル氏には跡継ぎがおらず、1998年に引退。その後上記のアンリオが買い取りました。素晴らしい商品の数々。畑が違うだけで味わいが違います。ブシャールペールエフィス1731年創業。1820年、15世紀の要塞であるシャトー・ド・ボーヌを取得し、瓶熟庫として利用しはじめました。現在も約3000本が眠っています。1995年、これまた上記のアンリオが取得しました。グランクリュ:レ・クロ畑シャブリの頂点にして、他のグランクリュの長所を集めた味わいを生み出す。マークの狼は、昔名誉ある仕事であった狼狩りをしていたからだそうです。ボーヌにせっかく行ったので、ワインの聖地ロマネコンティに寄りました!畝の左側がロマネコンティ、右側がリシュブールです。幅2メートルで土壌色も違います。元要塞だった地下カーヴは温度12度、湿度75%に保たれ沢山のオールドヴィンテージが眠っています。