ブックタイトルshibanohi
- ページ
- 2/60
このページは shibanohi の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは shibanohi の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
shibanohi
KODAWARI http://4 www.shibataya.co.jp/今回の試飲会で私どもが意識した点としては、シェリーを会場入口付近に配置することで、シェリーを少しでも味わっていただき食前酒定番のフィノタイプだけでなく、マンサニージャやアモンティリャード、デザートタイプのペドロヒメネスなども体感してもらいお店のお客様にシェリーの美味しさをご提案していただきたかったからです。シェリーはスペイン料理だけでなく、フレンチ、イタリアンでもとてもよく合いますし、需要もあって外せない商材です。スペインワインといえば、白では他国にはない独自の葡萄品種があり味わいのバリエーションも豊富でとても魅力的です。赤はテンプラニーリョを主体に温暖で安定している気候から果実味豊かで親しみやすいワインが生まれます。スパークリングワインについてもその品質はシャンパンと同じ製法で醸造されており、高品質な商品がたくさんございます。こだわり通信9月号のキャンペーンでご案内したコドーニュはその最たるものだと思います。是非、スペインワインをメニューに取り入れていっていただきたいと思います。シバの日レビュー【スペインワイン試飲会】今回の企画は初めてスペイン産のお酒にこだわってみました。(ワイン、シェリー、リキュールとそろえましたが、これらでアイテム数が多くなりお客様に散漫な情報提供になるためビールについては今回、外させていただきました)71種もの取り揃えができ、もちろん当日条件付のお得なものばかりです。日本のワイン市場において1997年頃のワインブームから約15年の年数が経過し、ご年配世代にワインに対する親しみが生まれてきています。ワインの登竜門フランス、イタリアは浸透しており。次にチリ、オーストラリアのニューワールドはコストパフォーマンスを買われて家庭の主婦層にも認知されるまでになりました。しかしスペインワインは日本市場において遅れをとりました。理由は他国が認めなくとも自国での消費が多く、輸出に力を注ぐような国民性ではなかったのです。(もちろん一部の優良な生産者は最先端な世界トップレベルのワインを造りますが)そして今回は改めてスペインワインの良さを体感していただこうと特集を組みましたセミナーレビュー【コドーニュスペインワインセミナー】今回のセミナーはコドーニュジャパンエリアマネージャー島 雄三氏のセミナーです。ワインのお話しだけでなく、あまり知ることのないスペインという国のお話しもしていただけて参考になりました。一人当りのワインの消費量が日本では2.2L、アメリカが8.6L、スペインはなんと28L。生産されるワインが国内で9割以上消費されるお国柄です。コドーニュ社についても歴史から製法、得意性のお話しもお聞きできました。●1872年にスペインで初めてカヴァを生産●スペイン国内で一番のシェアを持っている●1551年創業で王室御用達のワインメーカー●最も長い歴史ながら世界最先端の技術●シャルドネ、ピノノワールを使用するなど常に革新●品質にこだわり、使用する葡萄を自社畑で栽培●伝統製法の瓶内二次発酵コドーニュのカヴァが優れていることがよくわかりました。このような知識があれば、お客様にお薦めしやすいですね。丁寧に質問にも答えていただいて親切なセミナーだったと思います。スペインという国、行ってコドーニュワイナリーを見てみたいと思いました。島様、ありがとうございました。