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8毎月開催！業界の最新トレンドが満載です！日本酒試飲会レビュー～こだわりの純米酒～去る４月２２日、お米と水だけで造られた「純米酒」にこだわった試飲会を行いました。純米と一言で言っても、米のふくよかな香り、コクのある味わいが楽しめる純米酒から、果物のような香りと、軽快でフルーティーな味わいの純米大吟醸まで様々。この日は約４０種類の個性豊かな日本酒が揃いました。各蔵元様の個性溢れる５商品をご紹介いたします。龍勢特別純米和みの辛口１８００ｍｌシバの日価格２５００円【84551】人の心を和ませてくれるお酒！八反錦１００％を辛口に醸し上げ、お米の旨味と美味しい酸を調和させた食中酒タイプのお酒です。冷で飲むと、少しあっさりした辛口で、燗にすることにより、まるみを増します。「人の心を和ませてくれるお酒としてご愛飲して頂きたい」との願いから「和みの辛口」と名づけられています。花巴弓弦葉純米吟醸１８００ｍｌシバの日価格２７００円【67488】優しくジューシーな旨み！奈良県で人気上昇中の銘醸蔵の限定ブランドです。米の旨味が引き出されたふくよかな味わいが楽しめます。食事とともにゆったりと味わっていただける、常温からお燗に向く熟成タイプのお酒です。天虹純米大辛口＋９１８００ｍｌシバの日価格２０００円【23712】今、注目されている静岡酒！強く元気な酵母と麹でじっくり発酵させることにより、旨味のある切れの良い大辛口に仕上がっています。程よい香りとコクは食中酒にピッタリです。美冨久山廃純米辛口１８００ｍｌシバの日価格２０８０円【23713】旨みが光るキレる辛口！伝統技法「山廃仕込」にこだわる美冨久酒造のお酒です。コクとキレがバランス良く表現され、辛さだけではない凝縮された旨味を感じます。しっかりとした酸が食欲をそそります。長門峡完全無農薬純米イセヒカリ１８００ｍｌシバの日価格３０００円【67446】幻のお米イセヒカリを使用した純米酒！イセヒカリ米は、伊勢神宮の御神田で台風の後、コシヒカリの稲の大半が横倒しにされている中、スッと一株だけ立っていたことに由来する新品種のお米です。このイセヒカリを無農薬・無化学肥料で栽培し、長門峡を源流とした水を使い、お米の味わいを最大限に引き出した、旨みのある飲み飽きしない辛口のお酒です。日本酒セミナーレビュー今回は、山梨銘醸株式会社の北原対馬専務による、日本酒基礎セミナーでした。参加されたお客様の業態確認から始まり、会話を交えながらの終始アットホームな雰囲気の回になりました。◆日本酒のカテゴリー東京市場で今売れているのは純米（原材料が米と米麹のみ）と付くもの。1精米歩合とは：米を削った際、残る成分がどれ程なのかということ。玄米を１００％とし、例えばまわりを３０％削ったとなれば、精米歩合は７０％となる。お米の真ん中にある「心白」には澱粉が含まれており、削ってまわりの要素を省き、澱粉の比率が高まるほど、お酒にした時雑味が少なくなる。今の消費者は、雑味が少ない方が美味しいと感じる傾向にある。2純米大吟醸は香り高いため、冷やして飲むほうが良い。それに比べると、純米酒は香りが強くないので、冷でも温めても良い。お客様が求めているのは定義ではなく、飲む温度や香り等、それがどういったものなのかということ。◆器と舌の関係1ワイングラス：飲む際に体を反るので、口中を流れるお酒のラインは細くスピードがあり、舌の真ん中を通る。純米大吟醸の様に香り高く、雑味が少ないタイプに向く2お猪口：体を前屈みにして飲むので、お酒のラインは太くゆっくりと流れ、舌の横側を通る。雑味を含めて全体の味となる純米酒のようなタイプに向いている。◆飲む量に合わせた日本酒の提案1量を飲まないお客様：香り高くエキス分が多い純米大吟醸をワイングラスで。１杯でも満足度があり、ワイングラスを使うことで付加価値を感じてもらえる。2量を飲むお客様：何杯か飲み続けても疲れない、純米酒のような香りが穏やかなタイプがおすすめ。飲酒経験の長いお客様は、純米吟醸や純米酒を好む傾向がある。色々な種類の日本酒を飲み、その特徴を自分の言葉で伝えることができるようにすることで、お客様への提案力が上がります。no143